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名前しか分からないなんて [花図鑑]

 ねぇ、教えてよ。

 その言葉に、短く名前だけ答え、
 あとは秘密、と、いたずらっぽく笑って、僕の前を歩いていく。 

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 これは、Hermitage エルミタージュ。 トライアンフ系のチューリップ。

 2010年のキューケンホフ公園のテーマが、
 " From RUSSIA with LOVE "(ロシアより愛をこめて)なので、
 園内のあちこちで、このチューリップを見かけた。

 エルミタージュといえば、サンクトペテルグルクにある美術館
 まだ行ったことはない。 
 私が知ってるのは、アムステルダムにある別館だけ。

 で、Hermitage って、どんな意味?と、調べたら、
 隠遁者の住処、修道院・僧院、(人里離れた)隠れ家、隠遁者の生活・・・と出てきた。

 でも、今住んでる国フランスだと、すぐさまワインに直結かな。
 Tain-l'Hermitage タン・レルミタージュ という、
 フランス南東部にある町で生産されるワインのAOC(原産地統制呼称)の名が、
 Hermitage エルミタージュ らしい。 

 どんな感じのワインだろうね。

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 Rococo ロココ。 これは見た目からして、パーロット系。

 花びらには緑も入ってる個性派の赤いチューリップ。 
 このくらいの咲き具合なら、まだいい感じ。
 花が開ききった姿は、エイリアンっぽいから。

 バロックあたりの様式にロココってあるけれど、それとイメージが結び付かない。
 ロココと名のついた薔薇があって、そっちの方が雰囲気あるかも。

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 Kingston キングストン。 -ton は町を意味するんだそう。 で、「王の町」。
 花びらにギザギザのフリンジ咲系。

 アメリカのニューヨーク州に、キングストンという市がある。

 オランダが昔、ニューネーデルラントという植民地を作ったのが、
 現在のキングストン市、ニューヨーク市、オールバニー市のあたりだとか。

 これと関係あるのかな。

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 Esperanto エスペラント。 ビリディフローラ系。

 花に緑色が入るのと、笹の葉っぱのように、白い縁があるので、なんだか面白い。

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 エスペラントといえば、エスペラント語
 さっき、ちらっと文法のルールなんかを見てみたけど、
 やっぱり、どの言語であれ、習得するのは難しい。

 今でも、英語の三単現のSって、どうしても要るのかなぁ・・・と納得がいかない。

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 Yoko's Beauty ヨーコズ・ビューティー。 ヨーコの美。
 黄色に、スプレーしたかのような赤と、ちょっと太い線が入る。

 ヨーコといえば、オノ・ヨーコしか思い浮かばない。
 となると、ジョン・レノンで、ビートルズ。 さらに続いて"Hey Jude"の歌が頭に出てくる。

 ♪ へいじゅー どんめぃきっばー
   てっかさっそーん えんめっきぃべらぁぁ~
   りぃめんば とぅれらぁりんとぅよはぁー 
   ぜんにゅぅきゃんすたぁ~ とぅめっきぃぃべら~ ♪   

・・・と、中学生の頃、聞こえたまま歌ってた。
実は、今も意味が分かってない・・・。

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 Skiron スキロン。 黄色にスプレイの赤だけど、こちらは太い線は出てこない。

 スキロンとは、ギリシア神話に登場する風の神さまの中のひとりで、北西の風の神。 
 冬の始まりと表す大釜を傾けるヒゲをはやした男・・・と、ネットで検索かけると出てくる。

 冬の始まり、大釜、ヒゲの男・・・そんなイメージとは、かけ離れた可愛いチューリップ。

 冬のオランダは、北西からの風が多かった気がする。
 強風だと想像がつく、筋状の雲が天気図で、よく出てたもの。

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 Orca オルカ。 ・・・って、シャチ
 八重早咲きのチューリップかな。 

 アメリカのサン・ディエゴにあるシーワールドで、シャチのショーを見たのは、
 もう遥か彼方の昔のこと。
 でも、当時、私のお気に入りは、もっと巨大なセイウチだった。

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 Cape Town ケープ・タウン。 
 黄色の花びらに、にじんだような赤の縁取り。

 ケープ・タウンは、南アフリカ共和国にある都市。

 関係なさそうに見えても、歴史に出てくるのは、オランダ東インド会社
 スエズ運河ができる遥か前、船は、ぐるりと南に回ってから、東南アジアまで航行。
 途中立ち寄る食料などの補給基地として栄えたのだとか。

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 Fabio ファビオ。 赤いチューリップで、縁は黄色のフリンジ状。

 ファビオって、男性の名前のよう。
 検索かけて出てくるのは、イタリア人やブラジル人のサッカー選手が多かった・・・。

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 これは、Real Time リアル・タイム。  即時。 いざ日本語にしようとすると、とっさに出てこない。
 かすれたようなピンク色、底は黄色。 
 さらに、縁が黄色のフリンジ。 さっきよりもギザギザ深く。

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 上から見ると、もうチューリップじゃないみたい。 ギザギザ、くしゅくしゅ。

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 Fruitcocktail フルーツカクテル

 まだ咲く前の緑色のツボミだけれど、これは黄色の花が咲く。 八重遅咲系。
 ひとつの茎に、複数のツボミができる房咲きなので、咲くとにぎやか。 

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 Parrot Time パーロット・タイム。 黄色い花びらに緑が入る。

 あまり花びらの巻きがきつくないので、おとなしい感じ。
 あ・・・でも、なんだか、チコリ白菜の中心っぽいな。

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 Super Parrot スーパー・パーロット

 花びらのカールが強い。 白に緑が入った花びらは、クールな感じ。
 きっと、この後は、あっちこっちに花びらが開いて、ねじれて、
 収拾付かない、って雰囲気かも。

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 Witte Rebel ヴィット・レーベル。 
 これオランダ語。 意味は「白い反逆者」。 

 う~ん、なぜ、この名前。

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 Miss Elegance ミス・エレガンス

 細身の花の形に、淡いピンク色。 美しさと芯の強さ、って感じかな。

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 このくらいの咲き具合で上の方から見ると、
 薔薇っぽく見えたりする。

 花束でもらうのも、いいかも。

 同じピンク色でも・・・

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 ・・・こちらは、873-98-5 。 数字のコードネームを持つチューリップ。
 まだ正式な名前がついてないのかも。 

 淡いピンクだけど、底には黄色。 透けそうな薄い花びらの先はとがってる。

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 しなやか、ふんわり、おっとりとした雰囲気。

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 Libretto Parrot リブレット・パーロット。 
 リブレットは、イタリア語で「小さな本」と言う意味。

 ピンクのチューリップでも、また、パーロット系となると、特徴的。
 花束にすると、もこもこした感じがかわいい。

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 めいっぱい近づいて見る。

 ソフトな白に薄らと淡いピンク、そしてグリーンが入る。
 形が芽キャベツっぽいな。 キュート。 これ好きかも。

 写真2枚目以降ここまで(フルーツカクテルを除く)が、
 室内で開催されてた品評会のチューリップの切り花。
 これだけスゴイのが揃うと、採点も難しかったはず。

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 Splendid Beauty スプレンディッド・ビューティー。 華麗な美しさ、だって。

 温室に咲いていたチューリップ。 
 葉っぱに赤紫の斑が入る。 原種グレイギーとの交配かな。

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 Flaming Flag フレミング・フラッグ。 燃えるような旗・・・?
 白にちらっと入る斑の紫。 ひとつずつ、微妙に入り方が異なる。

 オランダ語のサイトで検索かけると、トライアンフ系のようだけど。

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 Mariola(not resistered) マリオラ。 女性の名前かな。
 花は八重咲き。 花にはグリーンが、茎には薄ら紫色が入る。

 マリオラで検索したら、マリオラ・ゼニクというポーランド人のバレーボール選手がいた。
 こんな風に、すらりと背が高そうな人。

 

 ・・・そんな感じで、キューケンホフ公園には、
 チューリップの名前だけしか書かれてないネームプレートも。
 何系かの分類や、生産者名など記されてない場合もあり、謎めいてる。

 今回は、そんなチューリップの特集。
 できるだけ分類は調べたけれど。

 皆さん、どれが好き? 

 これで、2010年のチューリップの写真はすべて。
 でも、他の植物の写真が、まだあったりする・・・。


タグ:Keukenhof tulpen
nice!(44)  コメント(19) 
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コメント 19

まぐろ

気が付いたら、近所の花屋さんでもうチューリップの切り花を
売り始めていました。
早いですね。
私は、スプレンディッド・ビューティーが好き
by まぐろ (2011-01-29 06:32) 

ぴーすけ君

綺麗な春の色がいっぱ~~い♪
by ぴーすけ君 (2011-01-29 06:50) 

母ちゃん

可愛い反逆者ですね~♪ 確かになぜ?って名前が多いから、由来を知ると面白そうです(^^)
by 母ちゃん (2011-01-29 09:21) 

ami

野菜系チューリップが 出ましたね~~
名前の決まっていないチューリップが好き。
by ami (2011-01-29 09:57) 

nao

コードネームのチューリップ。ピンクの色合いが好み♪
それにしても、いつもながら、すごい種類!!
分類を調べるだけでも、かなりの時間を費やした事でしょう。
Inatimyさんも凝り性??笑
by nao (2011-01-29 11:23) 

rinochi

どれもそれぞれの個性と美しさがあって選べないですね~。
by rinochi (2011-01-29 15:24) 

テリー

さすがにすごいチューリップの種類ですね。
by テリー (2011-01-29 17:52) 

noie

可愛いですね~眺めているだけで幸せな気分になりました(*^^*)
by noie (2011-01-30 09:50) 

yuka

チューリップって本当にいろいろかわいいのも大人っぽいのも素敵!
エルミタージュは「濃縮した黒い果実とスパイス」を感じる強めワインです♪とうちのソムリエが申しておりました。
パソがまだまだ不機嫌気味なんですよ・・・・・(涙)
by yuka (2011-01-30 17:26) 

miffy

パーロット系のチューリップって何度見ても不思議ですね~
怖いもの見たさみたいな感じでマジマジと見てしまいそうです^^;
「ヘイジュード」中学の頃、学校放送で流れて来た時は同じように聞こえました。
高校になって古いレコードを探して歌詞を見て「あ~そうだったんだ」と・・・
この中で好きなのはコードナンバーのピンクのお花とパーロット・タイム、エスペラントかな~
by miffy (2011-01-30 18:26) 

てんとうむし

へい じゅ~♪ は、ジョンがオノ・ヨーコと再婚することになって、落ち込んでいるジョンの先妻の息子ジュリアンを励ますためにポールがつくった歌なんですって。
「なあ ジュ―ド 悪く考えるな 悲しい歌も気持ちひとつで明るくなる 彼女を君の心に受け入れることだ そうすれば すべては好転するだろう」っていうの。
バラは家族や奥様や有名人の名前をつけられていることが多いんだけど、チューリップは抽象的な名前が多いのね。
バラはイギリス、フランスやドイツが主流だから、オランダとの国民性の違かしら。
by てんとうむし (2011-01-30 23:47) 

いっぷく

Yoko's Beautyからの連想でヘイジュード、笑わせていただきました。
意外にも繰り返し聞く歌詞ってどこの国の言葉でも覚えちゃうもんですね。
by いっぷく (2011-02-01 04:18) 

にこちゃん

「白い反逆者」、私も気になります。
反り方にクセがあるから?!
ネーミングも、なかなか趣があって並べると
それぞれ楽しいですね。
by にこちゃん (2011-02-01 13:15) 

pica

私は Parrot Time と、873-98-5 が好きです。
どんな名前がつけられるのかしら。

へいじゅーぅ どっれみだーん♪
…と、小学生のころに歌ってました。
私にはそう聴こえたの(笑
by pica (2011-02-01 16:21) 

krause

チューリップ、春がちょっぴり待ち遠しい今日この頃です。
by krause (2011-02-01 19:35) 

MOCOMOCO

モコモコなパーロット系、結構好きです♪
ボリュームがあるので、まさしく花束向きですね^^
まだ名前の付いていない品種も展示してあるんですね~。
私だったらどんな名前をつけようか、あれこれ考えちゃいますね^^
by MOCOMOCO (2011-02-02 11:31) 

Inatimy

→皆さま 
『名前しか分からないなんて』のお話に、たくさんのnice! & コメントありがとうございます。 お返事が遅くなりました・・・。 慌ただしく、毎日が過ぎていくのは、どこにいても同じですねぇ。 できるだけ、丁寧に暮らしたい、と思うも、なかなか。 面倒くさがり屋には難しい。

→まぐろさま 
きっとオランダはそろそろ、道路脇にスノードロップが顔を出してるかな、と想像したりしてます。 そちらにも咲いてるかなぁ。 そのあと、クロッカスや水仙、ヒヤシンス、で、チューリップの順ですよね~。 春まだかな。

→ぴーすけ君さま 
春の色は、ほんわか、ふんわりで、モノクロの冬から見ると、ワクワクしますね~。

→母ちゃんさま 
反逆者、もしかしたら、反抗期の子供のことかな。 人の名前も、植物の名前も、由来って気になりますね~。

→amiさま 
ふふ、キャベツや白菜みたいなの、可愛くって。 これが、どぎつい赤だと、ちょっと怖いんですけどね。 名前に数字のチューリップ、新しい名前もらったかしら・・・。

→naoさま 
なんか、毎年撮るたびに、写真も増えるし、せっかく撮ったんだからと整理したい・・・と、あれよあれよと、手をかけちゃって。 気がつけば、凝り凝り。 ふふ。

→rinochiさま 
その日の気分で、あっち、こっち、と楽しめますね~。 見てると、誰かに贈りたくなるし。 我が家のも早く芽が出て咲かないかしら。

→テリーさま 
毎年、次から次へ新作も出てきますから、それにかける努力も熱意もスゴイものでしょうね。 おかげで、楽しませてもらってます。 品評会のチューリップなので質が高いです♪

→noieさま 
なにげなく、そこに咲く野の花でも、ほっとさせてくれますものね。 花の力は偉大なり。 私も写真眺めて元気もらってます♪

→yukaさま 
エルミタージュ、いつか食べに行ったら、そのワインと、それに合うお料理、頼んじゃおうかしら♪ PCご機嫌直るといいですね~。

→miffyさま 
私も、怖いもの見たさで、パーロット系好き♪ 濃い色は怖いけど、ソフトな色合いのは、可愛くって。 英語の聞き取りは、ホント、苦手で、カタカナに適当にきこえちゃうんですよ・・・で、意味は分からず。 会話は、想像力あるのみ(笑)。

→てんとうむしさま 
そうか、そういう歌だったんだ・・・励ましの曲ね。 相変わらずの耳だから(笑)。 チューリップにも人の名前がつけられることが多いけど、それが、オランダだけで有名な人だったり、と調べるのが難しくってねぇ・・・。 植物にもお国柄って出るのかも。

→いっぷくさま 
ヘイジュード、そうなんです、こんな風に、私の耳に届いてるんですよ。 同様に、さっぱり意味が分からないままうたってる歌が山ほど。 最近は、見かねてKamoさんが歌詞を探し出して見せてくれます・・・。

→にこちゃんさま 
可愛いから、反抗期の子供、って感じ? ネーミングも、姿とあまりにも異なると、気になっちゃいますね~♪ 人の名とどうよう、画数とか、気にするのかな。

→picaさま 
ふふお仲間だわ。 同じような耳を持った方がいてくださって、心強い・・・って困る? チューリップの種類が、恐ろしいほど多いから、だんだん、名前付けるのも大変かな。 同じ名前いならないようにしなきゃいけないですもんね。

→krauseさま 
畑も次の作物の用意ですね。 私も春になって慌てないように、種まき計画たてなきゃ。 春待ち遠しいです。

→MOCOMOCOさま 
モコモコな感じ、いいですよね~。 色が淡いと、パーロット系も可愛くって。 野菜っぽい形も珍しいし。 ネーミングって悩むでしょうね~。 植物も、人も、ペットでも、名前は大切ですものね。 あ、植物の場合、すでにあるものと重ならないようにしなきゃいけない分、大変かな。 
by Inatimy (2011-02-05 01:01) 

バニラ

初めは、オルカが、降りてくるとパーロット・タイムになり、
ミス・エレガンスも、コードネームも素敵~と思い、
最後にはリブレット・パーロットに魅了されましたよ♪ どれもうっとり~
by バニラ (2011-02-08 17:08) 

Inatimy

→バニラさま 
毎回、あまり撮らないようにしよう・・・と思うのに、あ、あれいいな・・・と思ったら、また次に気になるものが・・・あ、あっちにも・・・と、こんな調子で、どんどん移り気(笑)。
by Inatimy (2011-02-14 07:22) 

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