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お祭り気分と懐かしさと似てる人に会った感覚。 [フランス・ミュージアム]

 どこかで会ったような・・・

 本人なのか、ただよく似た人なのか、

 声をかけようか、どうしようか、と迷ってるうちに、

 遠ざかってしまうこと、たまにある。

 そして思い切って声をかけようと近づいた瞬間に、人違いだと気づいてセーフだったりも。

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 ドナルドダック・・・かなぁ? 昔のスタイル?

 ・・・の人形がいるメリー・ゴー・ラウンドに出会ったのは、 9月の中旬。
 乗るなら、後ろの山羊がいい♪

 Les Journées Européennes du Patrimoine ヨーロッパ文化遺産の日
 普段は見られない場所が一般公開されたりする。
 人気があって有名なのは、大統領官邸のあるエリゼ宮らしい。

 事前にカエルさんからもらった情報を元にネットで検索し、行ってみようと向かった先は・・・

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 ・・・Musée des Arts forains ・・・・・・縁日ミュージアム
     ↑ カエルさん、ベルシー美術館・・・と聞いてたけど、ここでヨカッタ? または別物?

 普段は、入場のための事前予約が必要みたいでガイドツアーになるらしい。
 でも文化遺産の日には、予約不要。 
 ガイドツアーはないけど自由に見て回れるし、入場料も通常より安く、特別公開。

 懐かしい雰囲気漂う、映画の中のようなところ。 展示館の中は薄暗い。
 写真撮ってもブレるかな・・・と心配したけど・・・ 

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 ・・・買ってヨカッタ、SONYRX-100が大活躍。 
 ホワイトバランスを決めたら、後はシャッター押すだけだった。

 タイツ姿のアルルカンのような人たちが、並んでいたのは・・・

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 ・・・ボールを使うゲーム台。 Bagatelle バガテルというものらしい。

 日本のスマートボールを思わせる。 薄らくぼんだ穴にボールが止まるといいみたい。
 正面は鏡になっていて、自分撮りしないよう木彫りの像に隠れた ・・・。

 多種多様なゲーム台があって、いくつかは係の人がいて実際に遊べたりする。

 とにかく魅惑的なものがあちこちにあって、どれから見ようか迷うほど。

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 このミュージアムは、ベルシー倉庫街だったところを利用していて、
 敷地内にいくつか展示館がある。

 各地から列車でパリに集まったワインの元倉庫
 よく行くここの近所のベルシー・ヴィラージュもそう。

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 半人半馬の木彫りは、メリー・ゴー・ラウンドのかな。

 パンフには、"Centaure Ali Pacha de Orton & Spooner"とあった。
 ・・・オートン&スプーナーのケンタウロス アリ・パシャ? 
 19世紀終わりのものらしい。 

 Wikipediaによると、アリ・パシャとは、オスマン帝国時代のバルカン半島を治めた領主とか。

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 の背にも、向かいあって乗れそうな椅子がついたものも。

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 シマウマだって、だって。 

 ここでは、実際に年代物のメリー・ゴー・ラウンドにも乗れたりする。

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 中には、乗客みなで自分でペダルをこいで回るタイプも。 観てると案外スピード速い。

 Manège de vélocipèdes 昔の自転車のメリー・ゴー・ラウンド。 
 1897年 ベルギーのゲントで作られた物のよう。

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 フランストランプ。 各国それぞれ違いがあるのは知ってたけれど・・・。 

 展示されてるのは、A(エース) じゃなく、そのままなんだなぁ。
 絵札もアルファベットが異なる。

 J(ジャック)は、V(Valets)   
 Q(クイーン)は、D(Dames)
 K(キング)は、R(Rois)

 調べてみて、フランス語のValet従者だと分かり、
 ジャックもそういう意味だったんだ・・・と初めて分かった。

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 風車の下にムーラン・ルージュの文字。 壁の絵もパリだ。 古き良き時代って感じ。

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 石造りの倉庫の外壁にも、そばに立つ木にも、面白い飾りがあれこれ。 

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 窓にきのこ、見っけ。

 なんとなくオランダの遊園地エフテリングの雰囲気に近いよね、とふたりで話す。

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 向かいあう倉庫の間の通りでは、オルガンや、軽快なアコーディオンによる音楽と女性の歌声。

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 音の出る彫像やオブジェを次々に鳴らしたり吹いたりする演奏家のショーも。 

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 バルコニーに、音楽に合わせて動くからくり人形や、歌うようなしぐさの人形が現れたり、
 高い木から布1本でぶら下がってポーズをとる曲芸師をひやひやしながら見守ったり、
 光と映像の世界に引き込まれたり。

 もらったプログラムを見ながら、展示館のショーを観て回る。 
 なんて楽しいところなんでしょ。 

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 高いプラタナスの木の上には鳥の住宅街。 おしゃれな巣箱。 デザイン様々。

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 肩肘ついて、アンニュイな? 大聖堂の壁にいる怪しげな獣の像っぽい。

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 MARRONS CHAUDS は、私の耳には「まろしょー」・・・って聞こえる。 

 これは焼き栗屋さんの荷車。

 秋冬、パリの街角で焼き栗を売ってるけれど、オシャレな荷車は稀。
 多くは、ショッピングカートに載せたドラム缶で焼いてたり・・・。

 展示館の裏には修復のための作業場らしきところもあった。 
 この荷車も赤い車輪、直してもらえるの待ってるところかも。

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 ワインを運んだ鉄道レールが残る石畳。 

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 倉庫だった建物の窓の外桟には、白い彫刻の人の

 中には・・・

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 ・・・やっぱり、アントニオ猪木に似てるものが。 フランスではよくある顔なんだろうか。 

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 展示館 Salons Vénitiens ヴェネツィアン・サロンの中で観たは大口を開けていた。

 "Jeu de passe-boules" とパンフに。 
 真ん中の像は、1920年頃に作られたものらしい。 

 ボールを投げて口に入れればいいのかな。
 で、下に数字があるから、落ちて入った枠の得点がもらえるみたい。

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 これはボールを投げて顔に命中させるもの・・・かも。

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 緑や赤い葉の植物が壁を這う、古い倉庫街。 

 1850年~1950年頃の縁日アトラクションの中で、夢見心地。
 あぁ面白かった。 

  ※ 年末年始の2012年12月26日~2013年1月6日にも、
     予約不要の特別公開があるみたい。 

 さてと、ベルシー・ヴィラージュを抜けてベルシー公園にも寄ってから帰ろう。 

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 ああっ! 割れてる! 中から赤い実チラリ。 

 これは、春に白い花を咲かせるコブシの木。

 枝豆の天ぷらのような中身は、だったのか。

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 公園内の葡萄畑にも寄った。 小粒。 8月の終わりより、熟れてて透明感が増した。 

 そういえば、に食べた葡萄を鉢植えの土に埋めたけど、
 芽を出したのが、葡萄なのか、雑草なのか不明なまま・・・。

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 セーヌ川にも寄り道。 大きな船がUターンしてるところ。 

 左の岸辺の開放屋根はプール。 川に浮かんでる。

 人混みにずっといたから、ここで視界をクールダウン。

brcmsdaf29.JPG CASIO

 が増える・・・ダメだ・・・と思いつつも、ミュージアムのショップで買ってしまった。

 ミュージアムパンフと、
 チーズのラベルについての本。 美しくてほれぼれする。 

 カラフルなラベルチーズの箱って集めてしまうよね。

 

 カエルさん、文化遺産の日の情報提供ありがとう。

 晴れた9月の空の下、我が家好みの十分満足できる縁日ミュージアムでした。

子供の頃の縁日の思い出は、針金細工三輪車かなぁ。


nice!(33)  コメント(17) 
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コメント 17

テリー

RX-100 、私も、ほしいカメラです。
by テリー (2012-11-30 22:40) 

HIROMI

チーズのラベルもアートなんですね。
コレクションしたいくらい美しいですね。
by HIROMI (2012-11-30 23:26) 

カエル

きゃっ!行ってくれたんだ?
何日に行ってくれたんだろうか?
16日がパーティーだったんだよね。私の作品も小さく展示されていたはずぅ。笑
ヨーロッパ問わず世界中の骨董品特に19世紀が好きなようで購入してはリサイクルして展示しているんですよね。
いろんな要素が混在しているんだけど、なんとなくまとまって見えるから館長はすごいなぁといつも感動するんだよね。
来春又行くかもなので、その時はInatimyさんと会えるといいな♪
by カエル (2012-11-30 23:34) 

めぎ

ほう、倉庫をこんな風に・・・面白いですねえ。
コブシの花って北海道にいっぱいあったのに、実のことは全然覚えてないなあ。
by めぎ (2012-12-01 01:09) 

アールグレイ

興味深いミュージアムですね。
時代物を感じさせるものに出会えて、楽しく廻れそうです。
鳥の巣箱は、なんてオシャレなんでしょう。
コブシの赤い実も、きれいですね。
花は、春に白い花がいっぱい咲いて気づくけど、今の時期の赤い実は、あまり目にしないです。今度から注意してみてみたいと思いました。
by アールグレイ (2012-12-01 01:14) 

ふゆん

オトナサマな表情ばかりがメルヘンの中に怖さも見える!
でもノスタルジックでステキだねー!
赤い実気になる!かわいいー!(・∀・`)
by ふゆん (2012-12-01 08:09) 

ふゆん

赤い実
マグノリアの種子を思いだしたー!
http://fuyunrai.tumblr.com/post/33034898195

by ふゆん (2012-12-01 08:12) 

匁

年代物のメリー・ゴー・ラウンドに
乗れるって、それだけでも
嬉しいな!!
by (2012-12-01 09:17) 

母ちゃん

窓辺の彫刻はニッコリしているけど、夜にお会いするとちょっと怖そうな気が・・・。


by 母ちゃん (2012-12-02 06:04) 

yk2

いなちゃん、ごめんね~、気に掛けさせて。
冗談だと書きつつ、まぁ、ちょっと確信犯的だったかな?(笑)。
調べてくれてありがとね>Avenue Ingres。

縁日ミュージアム、面白いね~。
楽しげなのにどこか不穏で、インチキくさいエキゾチシズムがあって、とっても妖しい(笑)。サティのグノシエンヌの1番とかがBGMに流れてたらピッタリかも・・・ってベタすぎるかな?・・・^^;。
by yk2 (2012-12-02 10:38) 

moz

これはやっぱり、ドナルドですよね 笑
でも中国じゃないから・・・無断はダメだと思いますけど。イノキもいるし、フランスも他人の空似がたくさんみたいですね(笑)
フランス、お写真見せていただくといつも思いますが、ほんとに被写体の宝庫ですね。街中が宝箱、おもちゃ箱みたいです、行ってみたいなぁ~、撮ってみたいなぁ ^^;
さすが、RX-100なのですね。すごい。
でもね、木彫りの像に隠れなくても・・・ 笑
by moz (2012-12-03 17:07) 

MOCOMOCO

縁日ミュージアム、楽しいですね~♪
いつまでいても飽きないかも^^
猪木顔にくすっと笑ってしまいました^^
by MOCOMOCO (2012-12-03 21:17) 

miffy

昔の映画の中で見たサーカスみたいなところですね~
キッチュなものがたくさんあってとっても楽しそう♪
半人半馬に不思議な牛や馬に豚、乗ってみたいような乗りたくないような・・・
アンニュイなワンちゃんは今にも動き出しそうですね。
by miffy (2012-12-03 23:22) 

夢空

縁日ミュージアム♪
めちゃめちゃ楽しそうです(^^)
荷車もいいお味出してます☆
by 夢空 (2012-12-03 23:30) 

noriko

縁日ミュージアム面白いね~。
うん、ちょっとエフテリングに似てるかも^^

by noriko (2012-12-04 20:59) 

Inatimy

→皆さま 
『お祭り気分と懐かしさと似てる人に会った感覚』のお話に、たくさんのnice! & コメントありがとうございます。 月曜の夜は強風が吹き、音が凄くて。 近所の木々もかすかに残ってた葉っぱが飛ばされて寒々しい色に。 だから街のイルミネーションがますます華やかに目に映るのかな。

→テリーさま 
RX-100、私にはもったいないほど。 価格、どんどん下がって来てるかもしれませんね~。  

→HIROMIさま 
チーズのラベルも、果物についてるシールも、キレイなデザインのカップスープの箱も、ついつい手元に・・・。 ある程度たまったら、写真撮って捨てるようにしてますが、チーズの箱だけはまだ無理です~。

→カエルさま 
パーティーの日じゃなかったかもしれないな。 次の日はまた別の場所に散歩に行ったから次の日も休みだったはずだし。 え~、作品展示されてたの? 先に言ってくれれば目を凝らして探しまくったのに~残念。 お勧めしていただいて、た~っぷり満喫して、ヨカッタね~面白かったね~とふたり、帰り道も帰宅してからも言いあったのでした。 “キラキラした魔法”のような出会い、あるかしら♪

→めぎさま 
古い倉庫利用でますます展示品とマッチした雰囲気に。 さすが古い建物が残る欧州♪ 私はコブシをはっきり認識したのはこの春が初めてで、白い花に緑の実、中が赤だとは、驚きの連続でした~。

→アールグレイさま 
鳥の巣箱、オシャレなデザインですよね。 最近読んだ雑誌では、鳩時計のようなさらに装飾が凝った餌箱も掲載されてました。 鳥への愛情があふれてますね~。 秋冬になると、植物の実に目が自然と。 花が少なくなるからかしら。 日本のコブシも、赤い実なのかな。

→ふゆんさま 
昔サーカスに抱いてた怪しげな雰囲気+レトロ感で、たっぷり楽しめました♪ 怖いけど見たい、みたいな。 マグノリアの赤い実、可愛い~。 写真見て思い出したのがクコの実・・・とすぐ食べる方向に・・・。

→匁さま 
木彫りの懐かしい匂い漂う昔のメリー・ゴーラウンドは、見てるだけでも酔えます♪ 

→母ちゃんさま 
闇夜に白く浮かび上がって見えるかも・・・きゃー。

→yk2さま 
ふふ、やっぱり、確信犯でした? こっそり電柱の陰から成り行きを見守ってる姿があるのに、道端に仕掛けられた餌についつい食いついちゃった~・・・的な感じかも(笑)。 調査員の行動パターン読まれてる? 
サティのグノシエンヌの1番、すぐに頭に流れてぐるぐるしてます。 昔、高橋悠治の弾くサティのレコード持ってましたよ。 でも現地で私の頭に流れていたのは、サントリーウィスキーのローヤルのアルチュール・ランボーのCM。 もっとベタかな(笑)。

→mozさま 
ドナルド・・・に見えますよね、やっぱり。 室内の展示にもドナルドらしきのがいたから許可得てるのかも。 パリは撮りたくなるもの、多いでしょ? でも、撮れない、撮れる雰囲気じゃない、すごい場所も多いんですよ・・・。 メトロの中も下水や何やらで臭いし、路上で寝てる人も多いし、捨てられるごみも山ほど。 極端なものが存在する不思議なところです♪  RX-100は暗いところでも強気なカメラでした。 私にはもったいないほど。 ふふ、自分撮りしちゃうと恥ずかしいので、ショーウィンドー撮る時も写りこまないように細心の注意(笑)。

→MOCOMOCOさま 
午前中に行って夕方まで、敷地内をぐるぐる、うろうろ。 そんなに広くはないんですが、それでも見切れないくらい、見ごたえありです。 猪木さんに似てますよね~。 よかった、私だけじゃなかった。

→miffyさま 
今でもよくある季節になると広場に現れる移動遊園地みたいな感じで。 メリーゴーラウンド乗車歴がまだまだ浅い私なので、乗るなら、これがいいな、あれもいいな、と目移りするほどでした。 不思議でレトロな世界のミュージアム♪

→夢空さま 
午後になるにつれ、人も増えて、大賑わい。 飽きることなく、どんどん引き込まれていきました。 大人も子供も魅了するミュージアム、恐るべし力。 
by Inatimy (2012-12-04 21:31) 

Inatimy

→norikoさま
とっても面白い場所でした。 エフテリングほど巨大な規模じゃないけれど、ノスタルジーたっぷりな展示で。
by Inatimy (2012-12-04 21:35) 

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